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店舗・ブランド運営のマーケティングのカギは「ターゲット設定」

マーケティング
  • hatena

店舗運営やブランド運営にもマーケティングが欠かせません。前回は新規顧客獲得に活用できるマーケティング手法をご紹介しました。文字数の関係で一部しかご紹介できませんでしたので、今回もさらに新規顧客獲得に活用できるマーケティング手法をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

新規顧客に重要なターゲット設定

店舗運営の上で新規顧客は欠かせません。新規顧客を獲得するためには、無闇矢鱈にチラシを配布やデジタルマーケティングを行ったとしても効果は限定的です。
店舗においても新規顧客を獲得する上で、どのような人を狙うのか、その人がどのようなことに興味があるのかを把握することターゲット設定が重要です。ターゲット設定はマーケティングにおける基本です。
その際、ただ性別や年齢だけで考えるのではなく、より具体的に考えることがおすすめです。どのような趣味をもっており、どのような毎日を送っており、趣味は何かなどまで本当に存在している人のように具体化させます。それにより、どのタイミングでお客様が店舗に来店するのかがイメージできるようになるため、コミュニケーション手段やコミュニケーション内容も明確になります。
ここから、ターゲットの趣向、コミュニティやエリアを軸にした手法をご紹介します。

店舗運営のマーケティング手法−新規顧客獲得−

SNSマーケティング

SNSマーケティングとは、言葉のとおりソーシャルメディアを活用したマーケティング手法です。多くの消費者がFacebookやInstagramを活用しており、ソーシャルメディアをきっかけに商品が広く認知されることもあります。現在ソーシャルメディアの活用は企業だけでなく、店舗においても必須になっています。

ソーシャルメディアの活用メリットは大きく2点あります。SNS上はコミュニティが出来ているため、狙ったターゲットに向けて情報発信が出来る点です。年齢、性別以外に好みなど細かなターゲティングができます。もう1点は、顧客との双方向のコミュニケーションが出来ることです。通常のコミュニケーションでは、企業や店舗側から一方的になってしまいます。しかし、SNSの場合は例えばお客様の質問に答えたり、リクエストに回答するなどすることにより、顧客への信用も築けます。

コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングとは、潜在顧客に有用な情報を提供することで、顧客をファン化し、最終的な購入に繋げることです。コンテンツはウェブサイト上でのブログやYouTubeでの動画、FacebookやInstagramなどSNSのポストなどがあります。

コンテンツマーケティングのメリットは、1点目は、店舗がもともと持っているナレッジなどをベースに作成できるため低予算で作成からはじめられることです。2点目は、従来の広告配信などの手法とは違い、コンテンツがホームページ等に蓄積されるため資産となることです。その結果、継続的な顧客開拓が出来るとともに、SEO対策にも活用できます。一方デメリットとして、コンテンツマーケティングは配信費用がかからないが、コンテンツの作成に手間がかかること、そして自然流入を期待するため、成果が出るまで時間がかかることです。

コンテンツマーケティングのポイントは顧客が求めている情報を把握し、提供することです。常にどんな顧客を狙っているのかを意識した上で、コンテンツを考えるようにしましょう。

コーズ・マーケテイング

コーズマーケティングとは、自社のプロダクトや売上を通して社会貢献、環境保護などにつながることを訴求する手法です。例えば、「この商品を買うと売り上げの10%を寄付します」などの事例などがあります。具体的には、TableForTwoなど食事代の一部が途上国の給食費として寄付されるなどNPOもあります。このように社会貢献や環境保護などに参加していることが店舗への信頼度に繋がり、新規顧客開拓のきっかけにもなります。

しかし、一方で取り組もうとしている中身が軽薄だったり、言葉だけだったりすると顧客からの信頼を失うことにも繋がるので注意しましょう。

エリア・マーケティング

エリア・マーケティングとは、地区やエリアなどを区切って特定の地域内でマーケティングをするというものです。例えば、GISと呼ばれる地理情報システムを元に商圏分析を行い、ファミリー層が多い層や競合店舗がいる周辺などに絞ってチラシなどのポスティングをすることなどがあります。その他に、リスティング広告も配信エリアを、県レベルだけでなく、最小16㎞の範囲内までに設定することも可能であり、特定のエリアだけのコミュニケーションをすることも可能です。

また、近年はスマートフォンの位置情報機能やiBeaconを活用した事例もあります。例えば、店頭近くの10Km圏内に入った顧客に対して、アプリのプッシュ通知で本日のお得情報などを送ることにより、来店促進などに繋がります。既存顧客に想起してもらうことが一つのゴールです。エリア・マーケティングをする際のポイントは、自社のターゲットを認識した上で、どのような層を狙うのか、どこにそのターゲットがいるのかという商圏分析をしっかり行うことです。
 
MacBookProを使っている人

まとめ

新規顧客獲得を狙う時に、ターゲット設定をせずに全方位的にコミュニケーションを行っている方も多いかと思います。しかし、店舗運営においてもターゲット設定が欠かせません。現在は、デジタルテクノロジーの発展により、顧客の様々なデータを把握することが可能になっています。自社が求めるターゲットがどのような人なのかを検討した上で、そのターゲットを狙ったマーケティングを実施しましょう。まずは、既存顧客がどのような人が来ていることを分析することからはじめてはいかがでしょうか。