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メルマガをやめようと思うのはどんな時?メッセージ配信で大事な事

マーケティング
  • hatena

店舗にて商品の紹介やキャンペーン情報、クーポン情報をお客様にお届けする手法としてメルマガやアプリのプッシュ通知メッセージ配信を行っています。
メルマガを受け取っているユーザーはどれくらいの割合で情報を購読して、どのような理由でやめようと思うのでしょうか?

20代の9割はスマホを使用していることとメルマガの関係性

「どんな情報端末を利用していますか?」というアンケートに対しては、「スマートフォン」で71.2%、次いで多かったのは「携帯電話(ガラパゴスケータイ)」で32.2%、「タブレット」が10.5%でした。年齢別にみるとスマートフォンの所持率が最も多い世代は20代で91.3%、携帯電話の所持率の多い世代は50代で44.7%でした。
20代の9割はスマホを使用

出典:PR TIMES 女性の2人に1人がO2Oモバイルサービスを利用。情報の取得数は5件以下が70%と控えめ。ファン離脱の防止ポイントは「お得な情報」と「適度な発信量」

年齢別にみるとスマートフォンの所持率が最も多い世代は20代で91.3%、50代は約4割がガラパゴスケータイ、約5割がスマートフォンと所持率が二分化しているようです。

次に示すメルマガの登録割合からもスマホが普及したことでメルマガ以外でも情報を受け取れるようになったことがメルマガ離れの要因だと思われます。

近年では、メルマガを購読しなくてもLINEやFacebook、Twitterなどでも企業の商品について情報を受け取れる時代になってきました。特にInstagramでは、クオリティーの高い写真を継続的に投稿すれば写真だけで商品の良さが伝わります。しかしその一方で向き不向きが分かれてしまうツールもあります。写真だけでは良さが伝わらない商品やサービスはまさにそれが該当するかと思います。ですから、自分の商品はメルマガに向いているのかをよく考えなければなりません。

店舗からの情報は好みのお店を選んでメルマガ登録

「店舗から配信されるメールマガジンに登録をしていますか?」という質問に対しては、入手している人は47.3%、入手していない人は52.7%と、約4割の人が店舗からの情報を入手しているという約半数づつに分かれる結果となりました。

しかしこの結果から、メルマガを使っている人よりも使っていない人の方が多い事が分かります。その原因はメルマガ以外でもSNSなどで情報を仕入れる事が出来るからでしょう。おそらくSNSなどの浸透によってメルマガを使う人が徐々に減っていくと思われます。

とはいえ、約半数の人たちはメルマガに登録している事が分かったので、今後もメルマガの需要はまだまだありそうです。

店舗からの情報は好みのお店を選んで登録

出典:PR TIMES 女性の2人に1人がO2Oモバイルサービスを利用。情報の取得数は5件以下が70%と控えめ。ファン離脱の防止ポイントは「お得な情報」と「適度な発信量」

また、「店舗からの情報をいくつ登録していますか?」という質問に対しては、最も多かったのは「1~5個」で71.1%、次いで多かったのは「6~10個」で22.2%と、約9割の人は自分がよく行く店や好みの店を厳選して情報を入手する傾向があるようです。

この結果から、メルマガの登録はLINEの登録のように簡単にしてくれない事が分かります。質の良いコンテンツを配信しないと、途中で購読を解除されてしまう可能性だって十分にあるという事です。

従って、質の良いコンテンツを継続的に配信し続けなければならないという事が分かります。

店舗からの情報は好みのお店を選んで登録

出典:PR TIMES 女性の2人に1人がO2Oモバイルサービスを利用。情報の取得数は5件以下が70%と控えめ。ファン離脱の防止ポイントは「お得な情報」と「適度な発信量」

 

メルマガをやめる理由とは?

「店舗からのメルマガをやめた理由は何ですか?」かという問いに対しては、「ソーシャルメディア」「メルマガ会員」「公式アプリ」の3種類にわけて聞いたところソーシャルメディアの場合は、「頻繁だったので嫌気がさした」「しつこいから」など更新頻度の多さによる理由や「内容がつまらなかった」「興味がなくなった」などユーザーが想定していた魅力に満たなかった場合に退会をする傾向が高い事が分かりました。

メルマガ会員の場合は、上記のほか「メルマガの内容が長かったから」「お店を利用しなくなったから」という情報量の多さや利用頻度の減少から停止をしている傾向が高いようでした。

公式アプリの場合は、上記のほか「メッセージが多い」「メールが頻繁で煩わしい」といったプッシュ通知やメールの配信頻度による理由や、「アプリのアップデートが多いため」「頻繁に更新される」といった気軽に使いたいユーザーが通知頻度の多さが嫌になったという理由から、または「登録しないと使えなかったから」「面倒」など、公式アプリをアクティブに使って欲しかった企業側の気持ちとライトに使いたかったユーザーの気持ちとのギャップによる理由によるものがありました。

メルマガをやめる理由

出典:PR TIMES 女性の2人に1人がO2Oモバイルサービスを利用。情報の取得数は5件以下が70%と控えめ。ファン離脱の防止ポイントは「お得な情報」と「適度な発信量」

 

メルマガを続けるべきかやめるべきか

A社ではメールマガジンを月に1回のペースでメールマガジンの配信を1年間続けてきました。配信内容というのが、セミナー案内やキャンペーン情報でした。しかし毎月問題になるのが、営業部が考えるコンテンツでした。しかし、明らかに事業とは無関係なものを提出してきたり、提出期限を守らなかったりとコンテンツの質を維持する事が困難になりました。あまり効果が実感できないのでやめようかという話にもなったのですが、やめないで欲しいという意見もあるという状況で、やめるかどうか決めかねているという意見がありました。

これに対するコメントですが、効果があるのか、またどんな人に読んでもらっているのか分からない状況だとメルマガの配信が苦しくなると思います。加えてA社では広告やPRがメインなので、メールマガジンには向いていない職種だと考えられます。しかし顧客や見込み客に直接商品の良さを伝えられるので、無駄ではないと思います。

その為にも何人がメールに反応してWebページに飛んだかや何のページを見たのかなどメルマガの成果を明らかにしていくことが大事だと思います。そのデータを元に見込み客リストを作成して営業部に渡して新規顧客をゲット出来れば、結果としてメルマガが有益なものになるからです。

ただ純粋にやる、やらないではなく、メルマガによるデータをどう活用すれば利益が最大化するのかを考えてみてはいかがでしょうか。

メルマガをやめようと思うのはどんな時?メッセージ配信で大事な事のまとめ

「ソーシャルメディア」「メルマガ」「公式アプリ」の3種類のやめた理由から共通しているものは「配信頻度が多い」「お得感がない」「行かなくなった」の3点にあるようです。

そしてやめた方の多くは気軽に使いたいユーザーが感じた「煩わしさ」によって利用を停止しているようです。

メッセージ配信をする際のファン離脱の防止ポイントは「お得な情報」と「適度な発信量」にあるようです。

来店促進のためになくてはならないメルマガや、プッシュ通知のメッセージ配信で登録していただいたお客様に継続的に受け取っていただくためにも、メッセージ配信をする際にはライトユーザーでも気軽に受け取れるような「短く、簡潔にまとめられているメッセージ内容」「登録している会員に負担のない頻度」を見極めて配信ルールや内容を決めていく必要なありそうです。