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スマートフォンユーザーの動向分析を集客につなげよう

マーケティング
  • hatena

今や私たちの生活に欠かせない存在になったスマートフォン。ユーザーの多くは、お店でショッピングやサービスの利用をする際に、スマホでの情報収集を積極的に行っています。ユーザーの動向を分析することで、集客へとつなげていきましょう。

スマートフォンユーザーの動向を分析して集客アップ

博報堂DYグループ・スマートデバイス・ビジネスセンターの実施した、第3回「全国スマートフォンユーザー1000人定期調査」の結果によると(2012年8月)外出先での買い物時にスマートフォンを使って店頭の商品・サービスを調べる人は67%にのぼり、約5~6割の人がソーシャルメディア上でのクチコミや、ユーザー評価を確認。特に、家電・AV、パソコン・周辺機器、食品・飲料などが検索される傾向にある。また、最低価格を調べる人は44%、クーポンを探す人は39%、買い物時にスマートフォンを利用することで満足度が高まると答えた人は46%という結果となりました。

まずお店に行く前にネットで下調べをしたり、お店へ行っても後ほどネットで料金の確認などをするというように、購入や利用の前後にモバイルやPCなどで検索してチェックしてから購入するということが当たり前になってきています。

スマホユーザーの動向
出典:http://markezine.jp/article/detail/16675

もはや店頭のディスプレイやPRだけでは、お客様に商品・サービスを手にとっていただくことが難しくなってきている昨今、オンライン・オフライン双方からのアプローチが必要です。

次のセクションでは、業種別に、”お客様から求められている情報”を分析していきます。

業種により、スマートフォンユーザーに求められる情報も様々

スマホサイトでは、価格や特徴・機能・性能がわかりやすいことや、クーポンなどの割引・イベント情報・クチコミなど、業種によって求められている情報も大きく異なってきます。

スマートフォンからの情報検索に関しては、PCと違って比較的に「今」しようとしている事や、「今」探しているジャンルが多いようです。そこはやはりモバイルという、肌身離さず保有しているツールとしての特徴が表れています。

スタンプス

例えば、長期で予定を組む必要がある「旅行」では、購入の2〜3ヶ月前から情報収集を開始しする一方、「レストラン」では直前になって情報検索をする傾向があるなど、商材・サービスによって購入検討を開始するタイミングは異なっているという特徴もあります。

商材やサービスに合わせて動向をチェックし、またどのようなキーワードが多く検索されているか、お客様の今知りたがっている情報は何かを把握した上で、お客様が一番欲しがるタイミングで、情報を発信することが大切です。

中でも、スマートフォンユーザーが「今」探している商材に関しては、先回りしての情報の把握が求められます。「同じ洋服が違うお店ではもっと安く売っている」といったことが、お客様の手元で即座に分かってしまうのです。

特に注目すべき、スマートフォンユーザーの外食に関しての動向

外出先でスマートフォンの機能を活用してこれから訪れる飲食店を検索する人はスマートフォンユーザーの63%。さらに、 5割以上の人が実際にスマートフォンのGPS・地図機能を使って来店したり、オンラインクーポンを利用しています。

外出先でスマートフォンを通じてソーシャルメディアでチェックイン(予約)すると回答した人は14% 、ソーシャルメディアに書き込む人は22%。 外出時にスマートフォンを活用することで外食の満足度が高まったという人は42%にのぼっています。

スマホユーザーの外食に関しての動向
出典:http://markezine.jp/article/detail/16675

飲食店のプロモーションに関しては、来店ポイントの付与やネットクーポンなどを通じてお客様との接点を増やすなど、特にスマートフォンとの相性が良いと言えます。そういった店舗側からのサービスを通して、アプリの登録情報から顧客の属性やニーズを詳細に把握し、お客様一人一人に合わせた情報やメッセージの発信をすることで、お店のファンを増やすきっかけにもなります。

また、ソーシャルメディアに書き込む人が22%という結果も見逃せません。SNSのさらなる普及により、その数はもっと増えていくことが予想されますし、ここにはお店の良いイメージを拡散してもらえるチャンスが多分に含まれています。

スマートフォンユーザーの動向を把握して、より効果的なPRを

ユーザーの手元で、刻一刻と更新されるネットの情報を、常時チェックするということはなかなか大変な作業です。口コミのひとつひとつにまで対応していたらキリがありません。しかし、そんなネット上の口コミや、各所で行われる価格調整が、お客様の商品・サービスの購入意思を大きく左右します。

前述のアンケート結果からも明らかなように、せめて「価格設定」に関しては同業者・同一商品の情報をリアルタイムでチェックする必要がありそうです。

この「即時に情報検索」「発信・受信」できるツールを、店舗側としては、競合他社に差をつけるPRの道具として、企業・ブランドの良質なイメージを拡散してもらえる道具として、お客様のニーズに合わせたフックを発信する道具として、役立てたいものです。

今はユーザーの検索結果や趣味趣向に合わせて広告を打つことも可能ですし、「ソーシャルメディアにアップして友達とシェアしたくなる」メニューや内装、イベントなどにこだわることも効果的です。

PRを図る媒体として、非常に恵まれたツールを大勢のユーザーが持ち歩いていることを、ぜひポジティブに捉え、販売促進・売り上げ向上のチャンスを逃さないようにしましょう!

スマートフォンユーザーの動向分析を集客につなげよう
まとめ

ネット上のアプローチは、管理システムによりアクセスログやメッセージ配信後の動向など「どんなページが見られているか?」「いつのタイミングが効果的か?」などのデータを分析する事が可能です。

効果的なネット上での販促のための告知を行うためには、ユーザーの置かれた状況や消費者心理などを踏まえて、適切なタイミングに適切なメッセージを届けられるようにすることが重要になります。

スマートフォンサイトやアプリの特性を利用し、この膨大な数の、見込みあるお客様を逃さないようなアプローチをする事が今後ますます大切になります。特に飲食やアパレル、流行に敏感な女性をターゲットにしたお店や企業では、スマートフォンに対応したアプローチをすることで、売上アップの機会ロスを防げるのではないでしょうか?