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スマホアプリの作り方-店舗運営に役立つアプリを作る方法-

マーケティング
  • hatena

スマホを利用する人の多くは、メールやSNS、Webと併せてスマホアプリを利用しています。スマホアプリは大変便利で、今や手放せない方が大半でしょう。このスマホアプリを自作してみたいという方もおられるでしょう。ここではアプリの作り方と、併せて店舗アプリの作成についてお話をさせていただきます。

店舗運営に生かせるスマホアプリの作り方

スマホアプリを店舗運営に生かす? イメージ画像

最近、電車やバスに乗ると、ほとんどの乗客がスマホを操作する場面を目にします。

内閣府の2020年版消費動向調査では、日本のスマホの普及率は84%を越えています。これは高齢者も含んだ数字ですから、現役世代では殆どの方がスマホを利用していると考えて良いでしょう。

それほど普及したスマホをビジネス活用しない手はありません。実際、多くの店舗がスマホアプリを開発し、顧客に提供しています。顧客はお気に入りの店舗での買い物の際に、スマホをアプリを開いてクーポンを取り出したり、バーコードをかざしてスタンプを集めるのが当たり前になっています。

もはや、スマホアプリは当たり前のマーケティング手段になったと言っても過言ではなさそうです。

▶アプリを活用したマーケティング手法のメリット・デメリットとは? についてはこちら

スマホアプリがある店舗の優位性

店舗が提供しているスマホアプリを「店舗アプリ」と称します。店舗アプリを利用している店舗は「店舗アプリ」によってどんなメリットを得ているのでしょうか?

多くの「店舗アプリ」ではクーポンやセール情報を顧客に届ける、あるいはスタンプカードの提供を主な機能としています。

これにより顧客側はチラシやクーポン券など、紙の媒体が必要がなくなり、スマホ1台あれば便利でお得に買い物ができます。このように、「店舗アプリ」は顧客にメリットが大きいため、スマホ世代には受け入れられやすいのが特徴です。

その上、「店舗アプリ」によってタイムリーな情報伝達ができるため、顧客はホットな情報やクーポンを直ぐに得ることができます。

このように顧客目線で開発された「店舗アプリ」は顧客の支持を得やすいため、「店舗アプリ」を持つ店は競争優位に立つことができるのです。

では自店もスマホアプリを導入?

こうしたことが次第に浸透し、最近はスマホアプリ、「店舗アプリ」を提供する企業や店舗が大変増えました。

それならばと、「店舗アプリ」の開発や導入を考えるオーナーさん、店舗のマネージャーさんも増加しています。

中にはスマホ好きで、自ら「店舗アプリ」を作る方法を研究したり、作り方を学ぶ方も見えます。

では、スマホアプリはどうすれば作れるのでしょうか?スマホアプリの作り方について簡単にご説明しましょう。

 

スマホアプリの作り方

スマホアプリの作り方 イメージ画像

ツールを使えばスマホアプリは簡単に開発できる

以前は、アプリの開発というとシステムエンジニアやプログラマーの領域と考えられていました。

しかし、スマホの普及によって、さまざまなツールが開発され、その気になれば素人でもスマホアプリは作れるようになっています。

それでも、作れるアプリにはどうしても限界があります。顧客に喜んで使ってもらえるアプリを作るには、オリジナリティが必要です。

他店やライバルとの差別化ができなければ、せっかく作ったアプリが無駄になってしまいまかねません。

しかし1からアプリ開発するのは時間がかかる

差別化、オリジナリティを考えると、1からアプリの作り方を学ぶという方法も選択肢にはなります。

しかし、これには大変な時間と労力を伴います。本業を犠牲にしてまで、アプリ開発にのめり込んでいては本末転倒です。

しかも、アプリ開発と言っても、スマホは大きく分けるとiPhoneとAndroidの2種類があります。どちらも似てはいますが、似て非なるものです。それぞれは開発に必要な言語やソフトやツールなど作り方が全く異り、しかもアプリの運用方法まで異なります。このことをよく理解しておいてください。

 

【スマホアプリの作り方】意識しておくべきこと

iPhoneとAndroidユーザーの両方に対応する必要性

さきほどから述べているように、アプリ開発には2種類のスマホを意識しなければなりません。

どちらか一つに絞って対応するという選択もありますが、一つに絞ると、他方のユーザーを最初からスポイルすることになります。自らマーケットを狭めてしまうリスクがありますので、よくよく費用対効果を考えておく必要があります。

OSのバージョンアップに対応しなければならない

皆さんご承知のように、スマホは次々とモデルチェンジをしています。その際、OSという、スマホのエンジン部分もバージョンアップされるのが通例です。

ここがアプリ開発者を悩ませる元凶になっています。

OSが変わると、アプリもそのOSに合わせてバージョンアップする必要があります。バージョンアップをせずに放置しておくと、アプリがOSのバージョンに対応できず、最悪の場合はアプリが反応しないこともあります。また、セキュリティホールが出来てしまい、サイバー攻撃にさらされて個人情報漏洩などの問題を引き起こす原因になることもあります。

いくら自力でアプリを作っても、さすがに個人でOSのバージョンアップに対応するのは厳しいでしょう。実際に、私が利用していたアプリでも、OSのバージョンアップに対応されず、利用できなくなったアプリが少なくありません。

Webアプリで代用する

アプリは大変便利ですが、アプリを諦めて、Webで対応するという方法があります。実際にスマホアプリではなく、Webアプリで代用している事業者も存在します。

Webアプリなら、スマホのOSの制約を受けにくく、iPhoneとAndroidの両方に対応できるメリットがありますが、Webアプリには弱点がいくつかあります。

操作性(ユーザビリティ)が劣る、プッシュ通知が受け取れない、位置情報を利用した情報配信やサービスに限界がある、などのデメリットを覚悟しなければなりません。

Webアプリにもメリットはある

とはいえ、Webアプリは開発コストが比較的安価であり、「アプリを一々配布する必要がない」「サーバーで一元管理ができる」「更新の度に審査を受ける必要がない」「iPhoneやAndroidを意識しなくとも済む」といったメリットがあります。

Webアプリからスタートし、顧客の利用状況や反応を見ながらスマホアプリを追加、或いはリプレイスしていく方法もありますので、専門家とよく相談の上、Webアプリの採用の可否を決めるとよいでしょう。

 

店舗スマホアプリの作り方

そもそも「店舗アプリ」とは何なのでしょう?いきなり「店舗アプリ」を導入する前に「店舗アプリ」で何ができるのか、何を実現するのかをしっかり押さえておきましょう。

店舗アプリに必要な機能は?

「店舗アプリ」は顧客との距離を縮め、顧客との関係を強化し、集客力を高めることを主な目的としています。

そんな「店舗アプリ」には基本的には次のような機能があります。

①集客機能

・クーポンやスタンプ機能

・プッシュ配信機能

②店舗サービス向上機能

・アンケート機能

・予約機能

③SNSやブログ連携機能

・SNSと連携する機能

④顧客管理・分析機能

・会員登録機能

・POS、決済システムと連動した購買行動分析機能

⑤決済連携機能

・キャッシュレス決済機能

⑥EC連携機能

・自社ECサイトとの連携機能

ざっとあげただけで、これくらいの機能が求められます。

 

スマホアプリだけで機能を満たせる?

「店舗アプリ」に求められる機能の全てを一度に開発する必要はありませんが、いずれにしても大変な開発ボリュームです。

一から手作りしていくのは至難の業でしょう。

しかも、「店舗アプリ」の範囲は、スマホのアプリだけには留まりません。顧客に利用してもらう以外に、店側、本部側の仕組みが必要です。

こうしたことを考えると、「店舗アプリ」を自作するには、手慣れたスタッフがいるとか、強力なシステム部門か社内にあるとか、よほど恵まれた環境にない限りは難しいでしょう。

ならばアウトソーシング?

アウトソーシングをするにしても、何も知らずにすべてお任せするのと、ある程度知った上で外部に委託するのでは、得られる結果は大きく異なってくるでしょう。

アプリの開発を外部に委託する際、必ずSE(システムエンジニア)との打ち合わせがあります。何も知らないで打ち合わせに臨むと、会話が全く理解できず、カルチャーショックを覚えたり、疎外感を味わったりします。

しかし、スマホアプリの作り方や流れを知っておけば、打ち合わせは有意義なものになります。発注者側もプロジェクトの中で重要な役割が果たせるのです。そうした意味でも、スマホアプリの作り方や概念ぐらいは予め知っておいた方がよいでしょう。

 

【まとめ】店舗で必要なスマホアプリの作り方

ここまで、「スマホアプリの作り方」と題して、主に「店舗アプリ」の作り方をご紹介しましたが、「店舗アプリ」の必要性についてご理解いただけたかと思います。

スマホアプリを開発するのは決してたやすいことではありません。それなりのコストも手間も掛かります。

それでもビジネスにスマホアプリは必要です。自作のハードルは高く、よほど恵まれた環境にない限りは外作を考えるのが賢明でしょう。

そして、外作を考えるにしてもアプリの作り方を知っておくことは意味があります。

アプリを一から作らなくとも、開発費を抑えられるプラットホーム型のサービスがあります。

あるいは、基本をプラットホーム型とし、一部こだわりのある部分だけオリジナルアプリ開発という選択もあるでしょう。

いかがでしたか?スマホアプリの作り方に興味を覚えた方は、是非、ツールを使ってアプリを試しに作ってみてください。

自作は無理だが、店舗アプリは必要だとお考えの方は、店舗アプリに強いベンダーさんに相談されることをお勧めします。

社会インフラとも言えるスマホ、うまく利用して皆様のビジネスを是非成功させてください。