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【商売繁盛】お店アプリを導入して顧客集客・売上を上げる!人気店への道

マーケティング
  • hatena

2020年、新型コロナの影響を受けて多くのお店は売上激減に悩まされています。どれだけ良い商品を販売しても、お客様が来店してくれなければ経営難に陥ります。そこで本記事では、「集客する」「売上を上げる」「販促活動」等を効率的かつ効果的に行うために欠かせないお店(店舗)アプリについて紹介していきます。

お店(店舗)アプリとは?

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「お店(店舗)アプリ」は、お客様に新商品やお店の情報を送るためのツールです。多くのお店が導入し始め、大手のチェーン店などでは導入しているのが当たり前になっています。「お店(店舗)アプリ」では、お客様に商品情報を送るだけでなく、クーポンを発行したりプッシュ通知を行うことでお店のことを定期的に思い出してもらうことができます。

紙面のチラシと比べると、スマートフォンで情報を手に入れることが多い年代層の顧客獲得をしやすくなります。集客を目的にする場合、「お客様にお店を思い出してもらう」ことが重要になります。お店(店舗)アプリでは、おおよそ以下の機能でお客様に通知します。

  • 商品紹介
  • プッシュ通知
  • バッジ機能
  • SNS

お店側では以下の機能を使って集客情報を手に入れます。

  • ページ更新
  • 顧客情報分析機能
  • マイストア登録状況
  • SNSによる個別相談

これらは多くのお店(店舗)アプリで使用できる機能です。しかし、有料か無料かによって使える機能が異なるなど、アプリ制作会社によって条件が違ってきます。ですので、それぞれのサービス形態や顧客層に応じて、適切なお店(店舗)アプリを選ぶことが効果を最大限に得る上で必要になってきます。

お店(店舗)アプリの導入は高いの?

お店(店舗)アプリの導入は高いの?お店(店舗)アプリは、お客様に効果的にアプローチできる大変便利なツールであることが分かりました。では、実際導入するとなると、一体どのくらいの費用が必要なのか気になる方もいらっしゃるかと思います。お店(店舗)アプリは紙の広告と違って開封してもらえる確率も高いですし、SNSと連携することでより効果的に集客をしてくれる便利な機能があります。このように色々な機能があるのであれば、やはり導入するときの費用が相当かかるのでは?と思う方もいるでしょう。

お店(店舗)アプリの開発にかかるコストが安いか高いか、人によって感じ方が違うので一概に言えませんが、店舗アプリ作成を手助けしてくれるサービスを利用する方法があります。利用するサービスがどんなものなのかによりますが、開発するためのコストは少なからずかかることを覚えておきましょう。また、お店(店舗)アプリは、開発して終わりではありません。実際、お客様自身がスマートフォンにダウンロードをして、初めて効果を発揮します。そのため、お店(店舗)アプリを開発して、さらにダウンロードするまでのアプローチも必須となるでしょう。これらを含めたコストに見合った金額かどうか、よく考えてから導入することが大切です。

【お客様側】お店(店舗)アプリで通知されるもの

【お客様側】お店(店舗)アプリで通知されるもの イメージ画像

前述したように、お店(店舗)アプリを使うことで4つの方法によってお客様に通知を行います。それぞれの機能について、詳しく解説していきます。

商品紹介

お店で販売している商品を紹介します。ホームページに載せているメニュー欄のようなもので、一般的には写真付きでアプリ内に添付します。来店を考えているお客様が、メニューを決めてから来店したり、持ち帰りを電話注文する際などに使用されます。また、数人で来店するために幹事が情報を集める際にも、参考にされているページです。

プッシュ通知

「プッシュ通知」は、アプリ内の情報を更新したりキャンペーンなどをお客様に通知できる機能です。スマートフォンを使っている人が、通知機能を許可している場合に通知されます。アプリを開かなくても通知が届くため、お店を思い出してもらう頻度が高まります。

バッジ機能

「バッジ機能」とは、スマートフォンのアプリマーク右上に数字で通知されるものです。新規情報が何件あるかがわかり、アプリを開くまで通知が消えません。プッシュ通知とは違い、アプリを開かなければどんな情報が配信されたかを確認できないため、お客様の意思でアプリを開くのを誘導します。

SNS

お客様とお店が直接やり取りできるツールです。メールやチャットのように、即時メッセージを交換できます。お店側が一方的に情報を送ることもできますが、一般的にはお客様からの質問や相談、クレームなどを受け付けている場合が多いです。

【お店側】お店(店舗)アプリでできること

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次に、お店(店舗)アプリを使うとお店側ではどのようなことができるのかという点について、詳しく解説していきます。

ページ更新

アプリ内の情報を更新できます。

季節限定メニューなどを出す場合、定期的なページ更新が必要なってきます。商品をトップページに入れたり、イベント情報をこまめにページ内で告知しておくと、お客様の目にもとまりやすくなります。

また、ページの見えやすさというのも重視しないといけないポイントです。例えば、ページ内で告知ばかりを行なっていても、何がどの告知なのかということがわからないと効果がありません。なので、できる限りページ内は簡潔かつ見えやすくするということを意識しましょう。

顧客情報分析

アプリを使用しているお客の情報がわかるようになります。お客様の個人情報が全てわかるわけではありませんが、お客様が「いつ来店したか」「アプリ使用率」「クーポン使用率」などを把握できるようになり、「時間帯」も確認できるようになります。データを見て、顧客に合わせた店舗運営を志すときに役立つ情報です。

マイストア登録状況確認

地域のお客様の中でお店を気に入っている人がどれだけいるか把握できるようになります。マイストアに登録しているお客様は、リピーターになる可能性が高いため、満足度を上げるための方法を考える重要な情報です。

SNSによる個別相談

お客様は来店したときだけに意見を述べるのではありません。来店後に意見を述べるといったことがよくあるケースです。心の中で「少し不満」と感じているお客様は、無言でお店を後にしている可能性もあります。
言葉ではクレームを述べないけれど、SNSなら話せるという人もいるため、見えない顧客情報が集まりやすいツールです。

無料のお店(店舗)アプリは効果あるの?

無料のお店(店舗)アプリは効果あるの? イメージ画像

お店(店舗)アプリを制作するには「企業に依頼して資金を投じないといけない」と考えているかもしれません。しかし、無料のお店(店舗)アプリでも優秀な機能が使えるものが多くなってきています。本記事で挙げた機能のほとんどは、無料で作れるお店(店舗)アプリでも使用できるものです。有料お店(店舗)アプリとの決定的な違いをこれから紹介していきます。

無料と有料のお店(店舗)アプリの違い

有料のお店(店舗)アプリには無料と比べて有能な機能があるかというと、実はそうでもありません。決定的な違いとして一つ挙げられるのが「更新に関する手間」です。無料のお店(店舗)アプリ制作では、初期費用が必要ないために情報更新をお店の人間が行います。機械に強い人材がいないと、「必要以上に時間がとられる」ということになります。有料のお店(店舗)アプリだと、企業に情報を伝えればページ更新などを行ってもらえる場合が多く、忙しい店舗は長期的な目線で考えると有料で制作する方がお得ということもあります。「じゃあ、無料でいいでしょ!」と考える人が多いかもしれません。有料か無料かを選ぶ際には、社内の人材やサービスの形態等をよく考慮した上で判断するようにしましょう。

【まとめ】お店(店舗)アプリは時代に合ったマーケティングツール

有料・無料を問わず、お店(店舗)アプリは現代の人々が受け入れているツールです。お客様はスマートフォンに通知がきたからといって、お店を嫌いになる人は少なく、無意識に店舗の情報を受け取ります。お店側からすれば、無意識でもお店の情報を受け取ってくれるだけで集客のチャンスになりえます。新型コロナなどの影響により、直接的な人間関係を築きにくい今だからこそ、お店(店舗)アプリを導入して集客に努めていくのは、お店のためにもお客様のためにもなる、今の時代に合った一つの方法でしょう。手間をかけたくない場合は有料を、時間をかけても良いと感じる場合は無料でお店(店舗)アプリを制作して、これからの集客につなげてみてはいかがでしょうか。

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