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アンドロイドアプリの開発から公開までの手順【稼げるのか?】

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  • hatena

最近はプログラミングの需要が広がり、学習を始める人も多いでしょう。この記事では、アンドロイドアプリの開発について徹底解説していきます。これから、プログラミングを始める方や、アプリ開発に興味がある方は必見です。本記事を読んで、アンドロイドアプリ開発について、理解を深めましょう。

アンドロイドアプリの開発とは

アンドロイドアプリの開発とは

アンドロイドアプリとは、アンドロイド端末で利用することができるアプリケーションになります。アンドロイドを利用しているユーザーが非常に多く、アンドロイドアプリを制作すれば利用してくれる可能性は十分にあると言えるでしょう。競合としてAppleが提供しているiOSがありますが、2019年3月時点ではアンドロイドのシェア率が上回っているので、アンドロイドアプリの開発は需要があります。アンドロイドとiOSの両方に対応させたアプリの方が多いですが、予算などの都合で片方のみに対応させないとなれば、シェア率の高いアンドロイドがおすすめです。アプリの開発が終わればGoogle playに配信することになります。開発は難しいですが、配信は誰でも簡単に行える作業なので安心してください。

アンドロイドアプリを開発する際の注意点としては、難易度が高い点ですね。アンドロイドアプリ開発に利用するプログラミング言語は難しいので、プログラミング初心者が挫折する可能性は高いです。iOSのアプリ開発に利用する言語に比べると非常に難しくなるので、独学ではなく実務やプログラミングスクールで学ぶことをおすすめします。仮に独学でスキルを習得できても、数ヶ月から数年は必要です。さらにセキュリティ面も考慮すると、1人で開発から公開まで行うのは難しいでしょう。プロからプログラミングを学んで、チームを組むのが再現性のある方法です。

アンドロイドアプリを開発する為に必要なもの

アンドロイドアプリを開発したいと考えているのであれば、下記を準備しましょう。

・パソコン(可能であればMac)

・Android Studio

既にパソコンを購入されている方は良いですが、これからプログラミングを始めるためにパソコンを購入しようと考えている方はMacを選んでください。アンドロイドアプリの開発であれば、パソコンはMacとWindowsのどちらでも問題ありません。iOSのアプリの開発であれば。Macのパソコンのみ対応しています。なぜなら、MacのパソコンはWindowsの環境を構築できますが、WindowsのパソコンがMacの環境を構築できない為です。これからアンドロイドとiOSの両方でアプリを開発したいと考えているのであれば、Macのパソコンを購入しましょう。仮にiOSのアプリを開発する予定が無いとしても、プログラミングをやっている方なら、WindowsとiOSの環境を構築したいとなる機会が訪れる可能性は高いです。Android Studioとは、IntelliJ IDEAをベースにした、アンドロイドアプリ開発の為に必要な開発環境になります。アンドロイドアプリを開発するのであれば絶対に必要なので、ダウンロードしておいて下さい。公式サイトに行けば、簡単にダンロードができるので確認しましょう。少し利用方法は難しくて複雑ですが、日本語で説明しているサイトや書籍も多いので安心です。

アンドロイドアプリの開発に必要なプログラミング言語

アンドロイドアプリの開発に必要なプログラミング言語

アンドロイドアプリ開発の為に利用できる言語は、主に4つあります。

・Java

・Kotlin

・C言語

※他にもアンドロイドアプリを開発できるプログラミング言語はありますが、市場の需要などを考慮して3つに厳選しました。

Java

アンドロイドアプリを開発する上で、最もポピュラーな言語がjavaです。処理速度が早いのが特徴で、アプリを利用するユーザーがストレスなく利用できます。OSの依存もないので、アンドロイドとiOSのどちらでもプログラミングすることが可能です。ただ、プログラミング言語の中では難易度が高く、プログラミング初心者が最初に扱うのは少し難しいですね。

Kotlin

Kotlinは、簡単に言うとjavaと同じような言語で、互換性が高いと言われています。難易度も低いので、プログラミング初心者がアンドロイドアプリの開発を行うのであれば、是非おすすめする言語です。ただ、Kotlinの開発案件は非常に少ないので、就職を考えているのであればJavaをおすすめします。

C言語

C言語は、多くの企業が利用するポピュラーな言語で、アンドロイドアプリの開発も行えます。処理速度も問題なく、他にも色んな用途で利用できるので、習得しておくべき言語と言えるでしょう。ただ、プログラミング言語の中でも難しい言語になっていて、初心者は挫折する可能性が高いです。先ほど紹介したJavaと同じレベルの難易度になるので、アンドロイドアプリ開発のみを行うのであれば、簡単なKotlinをおすすめします。

アンドロイドアプリの開発から公開するまでの流れ

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環境構築とプログラミング言語の選定を知って頂いたので、アンドロイドアプリ公開までの流れを解説していきます。普通の手順は、「企画・設計→開発→公開」になっているので、それぞれ確認していきましょう。

企画・設計

企画では、どのようなアプリを作りたいのか明確にしていきます。

・アンドロイドアプリを作る目的

・アンドロイドアプリを利用するターゲット

・アンドロイドアプリに取り入れる必要がある機能

・UI/UXの設計

・収益ポイント

アンドロイドアプリの大まかな情報をまとめておくことで、どのように開発していけば良いのか流れが見えてきます。

開発

企画と設計が終われば、アンドロイドアプリの開発を始めていきます。必要なプログラムを書いて、アンドロイドアプリを完成させましょう。完成して終わりではなく、ここでテストも行います。企画・設計の際に決めた必要な機能が実際に動くのかのチェックや、デザインの細かい修正などがテスト内容ですね。ユーザーが利用しても問題ないようにアンドロイドアプリが開発できれば、公開の準備を進めていきましょう。

公開・運用

アンドロイドアプリが完成すれば、Google Playで公開しましょう。審査は簡単なので、安心して下さい。Google Playでアンドロイドアプリを公開するには、Google Developersのアカウントが必要なので、準備しましょう。無事にアンドロイドアプリが公開できれば、より良い成果を出す為に運用を始めなければいけません。Google Playには無数のアンドロイドアプリがあるので、公開しても誰も気付かないです。多くの人に利用されるように、広告やSNSを使って認知を広げて下さい。

アンドロイドアプリの開発で稼げるのか?

アンドロイドアプリの開発で稼げるのか?

最後にアンドロイドアプリの開発で稼げるのかを解説します。結論ですが、稼ぐことは十分に可能です。アンドロイドアプリを開発するには、かなりのスキルが必要で、そこまでの実力がある人材がいません。それだけでなく、増え続けるITの需要に対して、人材不足で供給が追いついていません。需要があるにも関わらず人材不足のため、スキルがあれば簡単に稼げるのが現状です。稼ぐ方法は2種類あって、「アプリの広告収益」と「アプリ開発の案件を受託する」ですね。アプリを自分で作って広告収益を発生させるのは難易度が高いですが、受託で案件を請け負うのは再現性が高いですね。受託で案件を請け負って開発から公開することができれば、かなりの収入を期待できます。ただ、プログラミングスキルだけでなく、セキュリティ面やマーケティングなどの運用なども必要なので、誰かと組んだ方が良いですね。また、プログラマーは平均年収が高いので、会社で働いても平均より多くの収入を得ることができます。チームを組める人材がいない人や、案件を請け負うほどの営業力が無い人は、会社に入って活躍するのも選択肢の一つでしょう。独立より収入は低くなりますが、仕事の安定性や業務量は減らすことができます。アンドロイドアプリの開発は、人材不足で仕事が溢れているので、スキルがあれば稼ぐことが可能です。

▶アプリを活用したマーケティング手法のメリット・デメリットとは?についてはこちら

アンドロイドアプリの開発まとめ

この記事では、アンドロイドアプリの開発についてまとめました。難易度は選ぶプログラミング言語によって異なりますが、アプリ開発は難しいです。プログラミング初心者であれば簡単な言語から勉強することをおすすめしますが、アプリ開発をするなら難しい言語を学ばなければいけません。アンドロイドアプリの開発なら、難しいですがJavaをおすすめします。javaが利用できるようになれば、企業からの需要も高まり仕事に困ることはありません。アプリ開発までは長い道のりになりますが、スキルを習得すれば色んな方法で稼ぐことができるので、やって損はないでしょう。独立すれば、収入は青天井になります。プログラミングを始めようと考えている方は、アンドロイドアプリの開発も選択肢の一つに入れて下さい。

 

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