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ノーコードのアプリ開発とは?メリット・デメリットやツールなどを紹介!

マーケティング
  • hatena

プログラミングを習得する時間がなく、アプリの開発に踏み出せない方もいることでしょう。エンジニア不足を補う方法として期待されているのがノーコードによるアプリ開発です。今回はノーコードでアプリを開発するメリットやデメリット、具体的な開発ツールなどを紹介していきます。

アプリ開発で知っておきたいノーコードとは?

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一般的にプログラミング言語はさまざまな種類があり、それぞれコードの記述ルールが異なります。初心者から見ると、アプリ開発でどの言語を学べばよいのかわかりづらいだけでなく、独学での学習に不安を覚える方もいるでしょう。

その点、ノーコード開発はプログラミングをしなくてもアプリを開発できる手段です。具体的にはノーコード開発をするためのプラットフォームをさします。もともとアメリカのIT起業家や個人プログラマーなどによって開拓された分野でしたが、日本でもITエンジニアの人材不足を補う手段として期待されるようになりました。

ノーコードのツールを用いればプログラミングを習得する手間を省けます。ノーコード開発では、用意されたパーツをドラッグ&ドロップで組み合わせ、コードを記述する代わりにGUI操作で画面を作成していくのが特徴です。

また、プログラミングを習得している人が活用する利点もあります。プログラミングではコードを記述しなければなりません。また、コードの記述を間違ってしまうと、思った通りの実行結果が得られないこともあり、必要に応じて修正することもあります。

ノーコードであればプログラミングが不要なので、コードの作成にともなう時間やコストを大幅に削減できることでしょう。

ノーコードでアプリを開発するメリット

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アプリを開発したいけれど、開発できるエンジニアがいなかったり、必要な予算を確保できなかったりするケースも少なくありません。その点、ノーコードでアプリを開発する際には、プログラミング知識が不要です。エンドユーザーと直接関係する企業担当者がアプリを作れるので、ユーザーが望むアプリを実現しやすくなるでしょう。

また、ノーコード開発で利用できるツールは無料のケースが多く、アプリ開発のコストを抑えられます。ノーコードによるアプリ開発はできることが限定されてしまう一方で、ツールによって機能が異なるのも特徴です。中にはアプリの開発だけでなく運用や分析まで対応できるケースもあります。

ツールによって開発できるアプリの種類も異なり、目的に応じて使い分けることも可能です。たとえば、スマートフォンのアプリを作ったり、自社の業務効率化ツールを作ったりできます。ノーコード開発は、アプリの完成形を具現化しやすく、ユーザーから見えるフロントエンドの開発に適しています。シンプルなアプリを開発したいときにノーコードのサービスは役立つといえるでしょう。

そのほか、ノーコードであれば一人でアプリを開発することも可能です。興味のあるアイデアが浮かび次第、開発からリリースまでスムーズに進められます。

ノーコードでアプリを開発するデメリット

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ノーコードでアプリを開発する場合、プラットフォームにセキュリティ対策をゆだねることになります。自社のセキュリティールールを重視したいケースには活用しづらいでしょう。

ノーコードの場合、サービスを提供されている範囲でしか機能を拡張できません。そのため、特殊な機能がもとめられるケースや、複雑で細かい要件があるケースでは柔軟に対応しにくいといえます。大規模なアプリ開発をするのには不向きです。

プラットフォームでサービスの提供が終了したとき、アプリを改修できなくなるリスクも見過ごせません。したがって、ノーコードのアプリ開発サービスを利用する際は、サービス終了の事態まで想定しておく必要があります。

日本ではノーコード開発の歴史が浅く、まだサービスに対応している事業者も少ないのが現状です。日本語に対応していないツールだと操作の方法がわからりづらく、利用者が有効活用できない可能性があります。気軽に問い合わせできない点もデメリットです。

そのほか、ノーコードでアプリを開発できるようになると、コードを記述する機会が減ってしまいます。日ごろからプログラミング技術を磨いている方からすれば、持ち前のスキルが低下してしまうこともあるでしょう。

ノーコードでアプリを開発できるツール4選

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ノーコードでアプリを開発できるツールを3つ紹介します。比較して気になるツールをぜひ導入してみてはいかがでしょう。

ツール1.Yappli

Yappliとは、ノーコードに対応したアプリプラットフォームです。ノーコードでiOSとAndroidのネイティブアプリをスムーズに開発できます。ドラッグ&ドロップで直感的に開発を行うことが可能です。

ツール2.Adalo

Adaloはモバイルアプリの開発に便利なノーコードツールです。開発したアプリについてAppStoreやGooglePlayStoreに公開するサービスまで対応しています。開発画面では、画面パーツ追加やカラーテーマ、設定、公開などのボタンがあります。最低限のボタンが配置されているので、利用方法にも戸惑いづらいことでしょう。

ツール3.Glide

Glideは、Googleのスプレッドシートを活用するノーコード開発ツールです。スプレッドシートをインポートしたあとに、必要な機能をマウスで追加することで、モバイルアプリを開発できます。アカウントを登録したあとに動画で使い方も学べるので、エンジニアでなくてもアプリを開発できるのが便利でしょう。

ツール4.  SHOP FORCE

SHOP FORCEは、アプリ開発から顧客管理・分析、マーケティングオートメーションまでを実現できるアプリ開発プラットフォームです。お客様との接点となるアプリは、ノーコードでデザインを簡単に変更できるため、ブランドイメージを正しく反映することができるでしょう。

ノーコードで開発されたアプリやサービスの事例4つ

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ノーコードで開発されたアプリやサービスの事例を紹介していきます。

事例1.Escape the City

Escape the Cityは、イギリスを拠点とした転職サービスです。ノーコード開発サービスのBubbleを活用してサービスを開発しました。転職希望者へのキャリアアドバイスや、提携企業への転職サポートまで行っています。

事例2.Gamer Planet Mobile

Gamer Planet Mobileは、VR・PCゲームができるラウンジを予約するためのアプリです。Adaloによってノーコードで開発されています。ラウンジの予約だけでなく、ゲームの検索機能やプレイヤー同士の会話機能まで実現しました。

事例3.martechbase

martechbaseは、ノーコード開発サービスのBubbleで作られた社内マーケティングツールです。社内で活用しているツールを管理する機能や、社内の使用ツールを分析する機能などが搭載されています。分析によって、不要なツールと必要なツールを見つけることが可能です。

事例4.Nexuman CRM

Nexuman CRMは、企業の情報や取引などを一元管理できる顧客管理アプリです。ノーコードの開発にはAdaloが用いられています。顧客と良好な関係を築くために役立つツールといえるでしょう。

ノーコードのアプリ開発の動向に注目(まとめ)

以上、ノーコードでアプリを開発するメリットやデメリット、ツールなどを解説しました。ノーコード開発の便利な特徴を知って、アプリを作ってみたいと思えた方もいるのではないでしょうか。ただ、ノーコード開発では便利なアプリを作れないのではないかと感じた方もいるかもしれません。しかし、ノーコード開発ではフェイスブックのような機能を持つアプリを作ることも可能です。

実際に株式会社For A-careerは、ノーコード開発プラットフォームのAdaloを用いてフェイスブックを模倣したプロダクトの開発を行いました。このように、今後もノーコード開発の事例は増えていくと想定されるので、必要なときに導入できるように動向に注目しておくことをおすすめします。

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