スマートフォンを使っていれば誰もが使わなければいけないのが「アプリ」です。アプリとはアプリケーションの略で、アプリが無ければスマートフォンは動作しません。今回は初心者の方でも簡単に作れる、アプリの作り方について詳しく解説していきます。
初心者でも勉強すればアプリは作れる!簡単な作り方
アプリの作り方は初心者でもそこまで難しくありません。ただし、アプリを作ろうと思うと基本的なプログラミングを多少は勉強することが必須です。アプリは様々なプログラミング言語を使って動作しているので、最低限の仕組みを理解しなければ作れないためです。アプリ製作では、本格的にプロ並みの作品、気軽に誰でも作りやすいアプリ、アプリゲーム、などなど様々なレベル、ジャンルの物を作ることが出来ます。あなたがアプリを作る初心者なのであれば、簡単に作れるアプリ作成ツールを利用して作ることがおすすめです。
例えば「GameSalad」を使えば簡単にアプリゲームを作成可能です。日本語には対応していないツールですが、本格的な3Dゲームもプログラミングの知識なく作れます。また「SmartApps mobile」を使えばレストラン予約のツールを作ったり、ネットショップとして活用できるアプリを作成可能です。このように、少し勉強すれば誰でもアプリは作ることが可能なのです。その他にも作り方は色々あるので、次項で詳しくご紹介していきます。
アプリの作り方にはいくつかの方法がある
アプリを作るといっても、3通りの作り方の方法があります。一つずつ具体的にご紹介していきましょう。
①プログラミング言語を用いて作る
アプリの作り方1つ目は「プログラミング言語を用いて作る」方法です。この方法では「java」「PHP」「C/C++」などのプログラミング言語を使って作ります。プロのプログラマーはこういった言語を巧みに使いこなすことで、自由度の高いアプリを作っているのです。プログラミング言語自体を習得しなければいけないため、ある程度の時間はかかりますがかなり自由度の高いアプリを作ることが可能でしょう。
②ゲームエンジンを用いて作る
アプリの作り方2つ目は「ゲームエンジンを用いて作る」です。こちらの方法では主に「Unity」というゲームエンジンを用いて作ります。プロのゲーム開発者もこのゲームエンジンを用いてアプリ開発をしていて、「ドラゴンクエストⅧ」「ポケモンGO」などは「Unity」で作られているのです。意外と簡単にゲームアプリを作る事も出来ます。
③アプリ作成ツールを用いて作る
アプリの作り方3つ目は「アプリ作成ツールを用いて作る」です。こちらの方法では前項でお伝えしたような、「GameSalad」、「SmartApps mobile」などのツールを用いて作ります。初期費用や月額料金がかかりますが、実用的なアプリを簡単に作ることが出来るでしょう。また、店舗ビジネスをされている方には「SHOP FORCE」がおすすめです。店舗のリピート促進・顧客管理に特化したアプリ開発プラットフォームで、ノーコードでアプリを開発することができます。
アプリの作り方の手順はこちら!
ここからはアプリの具体的な作り方の手順をご紹介していきます。
①どんなアプリを作りたいのかを考える
まずは、どんなアプリを作りたいのか下準備をする必要があります。
・どんなジャンルのアプリなのか?
・誰に向けたアプリなのか?
・どんな端末で使えるようにしたいのか?
・画面サイズやボタン配置はどうするのか?
・どれくらいのページでどれくらいの規模のアプリにするのか?
このようなことを、ノートなどにまとめ「仕様書」という形で表しておきましょう。実際に作業に入ってしまうと、意外なところで道に迷い、コンセプトから外れてしまう事もあります。そんな時に、仕様書は非常に役にたつのです。
②アプリを作るための環境を準備する
続いて、アプリ開発に必要な物を準備していきます。ハード関連は後述しますが、ソフト関係でいうと「Unity」や「Buildy」、「Xcode」、「Android Studio」などなど、さまざまなツールがあります。どんなユーザーに向けて、どんな端末で使えるようにしたいのか?を参考にしながら、ツールを選びます。
③作りたいアプリに必要な画像や音声データを準備する
作ろうとしているアプリには、どんな画像やデータが必要なのか?仕様書を基に必要なデータを集めていきましょう。画像は先に集めておかなければ、イメージが湧かず作業が進められません。
④プログラミングを行う
いよいよ、プログラミングを行います。プログラミング言語不要のツールであれば、仕様書や作り方を確認しながら、思い思いの場所に画像を配置していきましょう。
⑤テストとリリースを行う
最後にテストを行います。この作業がかなり重要で、バグが起こるポイントを必ず見つけ出すようにしましょう。リリースは、App StoreやGoogle Playに公開設定をするだけでOKです。
アプリを作るために必要なこと【作り方と準備】
アプリを作るためにはいくつかの必要なことがあります。準備段階に頭に入れておきましょう。
①パソコン
アプリを作るために必要な物1つ目は「パソコン」です。パソコンが無ければアプリづくりは出来ません。スマホのみの作業でプログラミング言語を効率的に使う事は不可能なので、パソコンを用意しましょう。
②仕様書
アプリを作るために必要な物2つ目は「仕様書」です。前述したように、どんなアプリ?誰に対するアプリ?などの基本の概要をまとめた仕様書は必ず作りましょう。開発途中で道に迷った時でも、仕様書があれば作り方に迷わず安心です。
③プログラミングスキル
アプリを作るために必要な物3つ目は「プログラミングスキル」です。簡単なアプリであれば、プログラミングスキルは不要ですが、ある程度実用性のあるアプリを作ろうと思えば、プログラミングスキルは必要不可欠です。作りながら学んでもいいですし、オンライン講座などを受講して作り方を学んでもいいかもしれません。
④テスト用の端末
アプリを作るために必要な物4つ目は「テスト用の端末」です。アプリを作ってもテストして不具合が無い事を確認しなければいけません。iPhone、android端末などのスマホを準備しましょう。
⑤アイデア力
アプリを作るために必要な物5つ目は「アイデア力」です。どんなアプリを作って、どんな人に使ってもらいたいのか?世の中の人が必要としているアプリはどんな物なのか?をイメージするアイデア力は、アプリ開発で必要不可欠です。作っている途中に行き詰った時でも、アイデア力があれば突破口を見出せるかもしれません。常に様々なものに触れ、アイデア力を高めておくようにしましょう。
誰でもできるアプリの作り方まとめ
今回は「誰でも作れるアプリの作り方」というテーマで、初心者の方向けに記事を書いてきました。アプリの作り方はそんなに難しくはありません。しかし、非常に奥が深く複雑な機能を実装させようと思えば、それなりのプログラミングスキルであったり、閃きのようなアイデア力が必要になります。また、開発をしていく上で、ある程度の作業時間も必要でしょう。しかし、現代人でスマートフォンを持たない人はかなり少なく、あなたの作ったアプリを使ってもらうチャンスは非常に多いです。アプリ開発を通じ様々な人の役に立てるかもしれません。ツールの使い方やプログラミング言語など、勉強しなければいけないことは多いですが、是非とも全力で取り組んでみられてはいかがでしょうか?