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iPhoneアプリは簡単に開発できる?アプリの作り方とツボを押さえよう

マーケティング
  • hatena

日本ではiPhoneを語らずしてスマホは語れないほど、iPhoneはスマホの主流です。iPhoneアプリを自作して、アプリで稼ごうと考えた人も少なくないでしょう。ここでは、iPhoneアプリの開発方法と業務、主に店舗アプリへの応用についてお話をしたいと思います。

【アプリ開発の基礎知識】日本はiPhone天国?

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iPhoneアプリを開発する前に、世界のアプリ事情を抑えておきましょう。日本では、「スマホと言えばiPhone」と言われるほどiPhoneが定着していますが、世界はむしろ逆です。世界の主流はAndroidなのです。その辺りの実情を確認しておきましょう。

日本のiPhone占有率は世界一?

公共の場で周りを見回すと、iPhoneを操作する人の多さを実感します。ただ、最近はよくAndroidも見かけるようになりました。プライベートではiPhoneを使い、仕事ではAndroidを使っている人もいます。実際のところはどうなのでしょう。

さまざまな統計データがありますが、日本では依然としてiPhone人気は不動です。日本ではスマホの約70%のシェアを占めるiPhoneですが、攻勢を強めるAndroid陣営の影響もあってか、iPhone以外のスマホをよく目にするようになりました。

ちなみに世界の潮流はAndroidでそのシェアは70%以上、iPhoneのシェアは20%強と、日本とは完全に逆の様相を呈しています。まさに日本は世界一のiPhone天国なのです。

なぜ日本ではiPhoneの人気が高いのか?

日本が世界の潮流とは逆にiPhoneが主流である理由は諸説ありますが、世界の常識では、iPhoneは高級ブランドというイメージが強いそうです。

つまり、お金持ちしかiPhoneは買えないのです。日本は決して金持ち国ではないのですが、iPhoneが最も売れている理由は、キャリアの高額通話料と端末代をセットにした販促の結果です。。

これがiPhoneが日本で売れている主な理由のようです。

 

iPhoneアプリを開発する方法

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以上述べてきたように、日本ではスマホのメジャーはiPhoneです。ならば、スマホアプリはiPhone向けから作ると考えるのが人情です。

実際、日本では先ずiPhone向けアプリが作られ、人気が出るとAndoroidバージョンがリリースされるという傾向が続いてきました。

では、iPhoneアプリを開発する場合、何が必要となり、どんな手順で開発するかを確認しておきましょう。

 

iPhoneアプリ開発に必要なツール

iPhoneは皆さんご存知の通り、Apple社の製品です。従って、基本的にはWindowsパソコンでiPhoneアプリの開発はできません。先ず、パソコンとしてはMACが必要です。

次にアプリ開発のためのソフトウエアです。これはXcodeと呼ばれるアプリ開発キットで、Appleの専用サイトから無料でダウンロードできます。

MACとXcodeが揃えば、とりあえずiPhoneアプリを開発する環境は整います。

 

iPhoneアプリを開発する手順

次に開発に着手するわけですが、いきなり開発できるわけではありません。

「開発」の前に「企画」と「設計」フエイズがあります。

■企画フエイズ

企画フエイズでは、いつ誰が何のためにアプリを使うのか、具体的なアプリのイメージを考えます。

■設計フエイズ

設計フエイズでは、画面設計図を作ります。手書きで作るのもありですが、ProttCacooといったツールを使えば誰でも簡単に画面設計ができます。

■開発フエイズ

iPhoneアプリの開発では、主にStoryboard上で画面を作り、ソースコードを記述して、処理や動作を行っていきます。

例えば、カメラを利用するアプリを作る場合は「カメラ起動の画面」と「写真保存の画面」が必要です。

①カメラで写真を撮る

②撮った画像ライブラリに保存する

といった動作を連動するには、それを実行させるためのコードが必要です。これがプログラミング(プログラム開発)です。

アプリが出来上がったら自分のiPhoneにアプリを入れて、動作テストします。

実際にiPhone上でアプリが問題なく動くかどうかを確認しておくことが重要です。

 

【アプリが開発できたら】iPhoneアプリの審査

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では、開発したアプリを他の人に配布するにはどうすれば良いのでしょうか?

一般の人にアプリを配布するにはAppleストアに登録する必要がありますが、自分のiPhoneで動作確認できたからと、直ちにAppleストアに登録できるわけではありません。

iPhoneアプリが完成したら、Apple社の審査を通過しなければなりません。iPhoneアプリはApple社が全ての責任を負い、Apple社のアプリ基準を満たしているか否かの厳しい審査が行われます。

この審査では約4割が落ちるそうです。これをリジェクトと呼びますが、リジェクトの理由がよく分からず、悩む開発者も少なくありません。

詳細は省きますが、審査の項目は大別すると、1.安全性、2.パフォーマンス、3.ビジネス性、4.デザイン、5.法的事項(法的適合性)の5項目です。これらの、どれか一つが欠けてもリジェクトされます。

その前に、AppleのDeveloper登録が必要ですが、こちらは年間99ドルかかります。アプリは作れても、その後の申請や審査が煩雑で、費用が掛かることもあって、ここで挫折する方も少なからずいるようです。

これらの全てを個人で行うのには限界があるでしょう。iPhoneアプリ開発の構想が決まったら、専門の業者(ITベンダー)に任せることをおすすめします。

 

iPhone向け店舗アプリを開発する

iPhone向け店舗アプリを開発する イメージ画像

では次に日本ではメジャーとなってるiPhone向けの店舗アプリの開発について考察してみましょう。

iPhone向けアプリだけでOK?

日本ではスマホユーザーの7割の人がiPhoneを使っているとお話ししました。7割もカバーしているのなら、iPhoneアプリだけ開発すれば済むと考える方もいるでしょう。そうした考えでも間違いではありません。

しかしゲームアプリなら、7割の人を対象に作れば良いという考えは間違いではありませんが、こと店舗アプリに関して言えば、あまりお勧めはできません。何故なら、最初から店舗に誘導する顧客を所有するスマホで絞り込むことになってしまうからです。

Androidユーザーを最初から軽視するような姿勢は、ユーザーの反感を買いかねません。やはり、最初からAndroidユーザーも視野に入れたアプリ開発を考えるべきです。

Androidに対応する3つの方法

Androidに対応する必要性はご理解いただけたと思いますか、同じアプリを二重に開発するのは何とももったいない気がします。

開発予算がダブルで掛かる可能性もあり、二の足を踏んでしまいます。何か良い方法はないのでしょうか?対応策として3つの方法をご紹介しましょう。

① iPhoneアプリからAndroidアプリに変換する方法

先にiPhoneアプリを作り、それをAndroidアプリに変換できれば、二重開発は避けられるのですが、世の中にそんな便利なツールはあまり存在しないようです。

仮にそのようなツールがあったとしても、iPhoneアプリのAndroidクローンを自動的に作るのは無理があります。ある程度、似たものは自動的に作れるかもしれませんが、大幅な手直しが必要でしょう。元々の開発言語(ソースコード)が異なりますりで、ツールを用いて自動変換するよりは設計書に従って一からAndroidアプリを開発するのが正解でしょう。

② iPhoneアプリとAndroidアプリを同時に作ってしまう

こちらはクロスプラットフォーム開発という手法を用いると、効率的に両方に対応するアプリを開発できるメリットはありますが、万能ではありません。

アプリの内容次第で、利用できる場合があるという程度に考え、過大な期待はしない方がよいでしょう。こちらも専門の業者に相談し、判断を仰ぐとよいでしょう。

③ ハイブリッドアプリで作る

ハイブリッドアプリとは、iPhoneやAndroid、あるいはWindowsなど、OSにこだわらず動くアプリのことてす。

開発コストを抑えられ、しかも管理が楽だというメリットがありますが、OSやハードの制約を受けるケースがあり、一部の機能を実現できなかったり、アプリの動きが悪かったりすることもあるため、ある程度アプリの用途が限定されてしまうというデメリットがあります。

自作か外注か?

以上、iPhoneアプリの開発についてお話してきましたが、何かとハードルがあることはご理解いただけかと思います。

趣味で簡単なゲームを作成する程度であれば、MACを買い揃え、Xcodeを入手し、年間99ドルをAppleに支払うのもアリですが、ビジネスアプリとなると、そういうわけにはいかないでしょう。

全体構想はしっかり社内で議論するにしても、アプリ開発は専門ベンダーに委託し、予算が許すなら、iPhoneとAndroidの両方のアプリ開発をおすすめします。

【まとめ】iPhoneアプリの開発

ここまでiPhoneアプリの開発について、アプリの開発ツールや開発手順、iPhoneアプリ審査への対応、iPhoneアプリによる店舗アプリの開発についてお話してまいりました。また、Androidユーザーへの対応についても方法をご紹介しました。

実際にiPhoneアプリの開発はエキサイティングです。人気のiPhoneアプリを開発して大金を手に入れた方もいます。時間に余裕があり、MacとiPhoneを利用している方なら、自作iPhoneアプリにチャレンジされるのも良いと思います。

 

その経験は店舗アプリの開発に際し、外注する場合でも大いに役に立つでしょう。この記事が、読者の皆様の店舗アプリ開発の参考になれば幸いです。