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財布いらずで楽々管理!ポイント管理アプリについて詳細を解説!

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  • hatena

最近はあらゆる場面でポイントカードを発行して貯めることが多くなりました。「正直、どのポイントカードがどれくらい貯まっているか、全然把握していない」という方もいるかと思います。そこでおすすめしたいのが「ポイント管理アプリ」です。今回はポイント管理アプリについて、詳細を解説していきます。

ポイント管理アプリは「公式」「非公式」に分かれる

ポイント管理アプリは「公式」「非公式」に分かれる イメージ画像

ポイント管理アプリには、企業が公式にリリースしている「公式アプリ」と、ポイント発行には直接関与していない企業が提供している「非公式アプリ」の2つに分かれています。公式アプリがリリースされているポイントカードの場合は、公式アプリを利用した方がクーポンやボーナスがもらえたりするのでお得です。公式アプリがリリースされていないものに関しては、非公式版を利用することになります。ただし、非公式の分、お店によっては利用できない場所もあるので注意しなければいけません。

また、発行元が不明であったり、海外の企業がリリースしている非公式アプリだと、会員情報が抜き取られるリスクもあります。アプリを提供している企業情報は必ずチェックして、安全性を確かめてください。企業情報が公開されていない企業が運営しているアプリは利用しないようにしましょう。

利用の検討で、アプリストア上の評価を参考にするのもアリですね。あまりにも低評価が多い非公式アプリの場合は、利用を控えた方が賢明です。

公式アプリであれば、ポイントカード発行元と同じ企業がリリースしているので、店によって利用を拒否されるという心配もありません。まずは公式アプリがリリースされていないか、確認するようにしましょう。

おすすめポイント管理アプリ①「LINEマイカード」

おすすめポイント管理アプリ①「LINEマイカード」

おすすめのポイント管理アプリとして、まず紹介したいのが「LINEマイカード」です。こちらのアプリは、ポイントカード・プリペイドカードをまとめて管理することができます。アプリを開くと、登録したポイントカードの一覧が表示され、タップして選択するだけで、ポイントカードの提示・ポイント残高の確認などが行えます。操作も簡単なので、スマホ機器の扱いに慣れていなくても安心です。また、運営元も知名度の高い企業で、情報管理の面も信頼できますね。

LINEマイカードで登録できるポイントカードは下記の通りです。

・Tカード
・Ponta
・ソフマップ
・ヤマダ電機
・ビックカメラ
・Starbucks Card
・ベスト電器
・ジョーシン
・GAP
・ドットエスティ
・上島珈琲店
・earth music&ecology
・AMERICAN HOLIC
・E hyphen world gallery

大手家電量販店のポイントカードを網羅している他、TカードやPontaなど使用頻度の高いポイントカードを利用・管理することができます。公式アプリなので、情報が抜かれたり、利用を拒否される心配もありません。ただ、dポイントカード、楽天ポイントカードなどは登録できませんので、注意してください。

おすすめポイント管理アプリ②「スマホサイフ」

おすすめポイント管理アプリ②「スマホサイフ」
スマホサイフは、Tポイントの運営会社であるCulture Convenience Clubがリリースしているポイント管理アプリです。スマホサイフも、ポイントカードをまとめて管理・使用できるアプリになります。対応しているポイントカードは下記の通りです。

・Tカード
・モスバーガー
・マツモトキヨシ
・一風堂
・クリスピードーナツ
・ビアードパパの作りたて工房
・AMERICAN EAGLE

上記ポイントカード以外にも、iD、QUICPAY、楽天Edyも利用可能となっています。ポイントを貯めると同時に電子マネーを利用できるので、スマホのみで「支払い+ポイント加算」を済ませることが可能です。電子マネーを使うときに、ポイントカードを持っていくと結局財布を持ち歩くことになりますが、スマホサイフを利用すれば、そのような事態を回避できますね。

dポイント、Ponta、楽天ポイントには対応していない点、不便な点もありますが、Tポイントをメインに使っている場合は利用しやすいです。スマホサイフではポイント管理のみならず、対応している店舗のクーポンやお得情報が送られてきます。Tポイントのボーナスがもらえることもあるので、Tポイントをよく使う人はインストールしておくことをおすすめします。

 

おすすめポイント管理アプリ③「Stocard」

おすすめポイント管理アプリ③「Stocard」 イメージ画像

Stocardは、非公式版ポイント管理アプリとなります。基本的に、バーコードがあるすべてのポイントカードを登録することが可能です。公式版アプリで扱われていないカードも、Stocardであれば登録できます。

Stocardのアプリを起動して、会員証のバーコードをアプリで撮影することで会員証がアプリ内に登録されます。商品購入の際に、レジにてStocardを提示すれば、ポイントカードとして利用することができます。

ただし、Stocardは企業から公式に許可をとったサービスではないため、Stocardのアプリを提示しても利用を拒否されてしまったり、実物のポイントカードを見せるよう言われることもあります。また、Stocardのバーコードが店のレジで読み込めないという事例も報告されています。登録できるポイントカードの種類は圧倒的に多いのですが、すべての店で利用できるとは限らないので、注意してください。使えないリスクを考慮してポイントカードを持ち運ぶならば、元からポイントカードを提示すればよいことになるので、ポイント管理アプリのメリットを生かせません。使えないという事態を避けたい場合は、公式版ポイント管理アプリを使った方が安全です。

まとめ:ポイント管理アプリを使って、かさばる財布から解放されよう

ポイント管理アプリを使うことで、ポイントカードを持ち歩く必要がなく、財布の中身をスッキリできます。また、どれくらいのポイントがあるのか、アプリを使えばすぐに確認できるので、店頭でポイントを確認にしたり、レシートを残しておく必要もありません。

ポイント管理アプリは、公式版・非公式版の2つに大別されます。公式版の場合、利用できるポイントに制限がありますが、提携している店であれば問題なく利用することができます。非公式アプリは、店によっては使えないところもあるので、注意してください。確実にアプリを利用したい場合は、公式アプリを利用した方が安全ですね。ポイント管理アプリをうまく使って、かさばる財布から解放されましょう。