店舗経営のDX(デジタルトランスフォーメーション)を科学するウェブマガジン

SDK

SDKはSoftwareDevelopmentKit「ソフトウェア開発キット」の略である。ソフトウェア開発においてコードを記述するエディタや実行テストをするためのデバッガーのほか、サンプルコードやドキュメントなど必要な部品ともいうべきものがパッケージとして実装されている。これを使うことで、ソフトウェア開発を最小限の時間で効率的に行うことができる。
システムやソフトウェアの開発において、何もない状態からプログラムコードを記述したり、出来上がったソフトウェアのテストを行うのは、非常に時間も手間もかかり効率的ではない。例えばウィンドウズプログラムを作成する場合、画面に表示されるボタンや入力フォーム、チェックボックスなどよく使う部品があらかじめ用意されていれば、プログラミングを短時間で簡単に完成させることができる。またコードの記述ミスがあったりテストをした際にエラーが発生するなどの不具合が生じても、どの部分に問題があるのかを示してくれれば修正にかかる時間も大幅に短縮することができる。このような便利な機能をパッケージとして用意されているのがSDKである。
店舗経営やブランド運営においては、既存のソフトウェアなどとは別に、必要に応じてシステムを独自に開発する必要が生じる場合がある。このような場合でも、たとえシステム開発やプログラム言語などに関して知識や経験が少なくても、SDKをうまく使いこなすことによって開発が可能となる。