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オープンキャンペーン

オープンキャンペーンとは、商品を幅広く認知してもらうために購入を条件とせず、抽選で景品をプレゼントするキャンペーンのことを指す。
新商品のコンセプトを広げることやターゲット層の確認といった事が目的で行われるマーケティング手法である。特定の商品やサービスを購入すると応募することのできるキャンペーンとは対照的なため、現実的には購買促進効果が薄いとされている。しかし、キャンペーン自体が商品と関連していないことから、景品表示法を気にすることなく景品を決めることができるメリットがある。
魅力的な景品ほど人目を引きやすく、応募者や参加者が多くなるので、上手に活用してアイテムの宣伝をすることができる。景品規制が適用されないことから、高額な商品を景品として設置している企業も多い。オープンキャンペーンは、市場と占有率の関係(PPM)で「どの分野に持っていくか」を考え、競争優位を確立していく。
オープンキャンペーンの方法には、ハガキやインターネット、最近ではSNSからの応募など誰でも簡単に参加できることが特徴的だ。
内容は、簡単に答えられるクイズ形式やアンケート形式、コンペなど多様な方法を展開している。
このキャンペーンは参加へのハードルが低いこともあり、多数の応募が寄せられる。そのため十分なサーバーを確保したり、葉書の保管スペースが必要だったりするので、トラブルがないよう事前に注意が必要。
対義語:クローズドキャンペーン
特定の商品を購入して、そのアイテムに付属しているシリアルナンバーやQRコードなどを集めることでキャンペーンに応募することができる仕組みのこと。