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エンゲージメント率

エンゲージメント率とは、SNSで、ある投稿に対してどのくらいのエンゲージ(「いいね」、「シェア」などの反応)があったかを示す指標の事。 エンゲージメントの定義は各SNSサービスによって違い、算出方法も各SNSサービス、算出するサードパーティーベンダーによって変わってくる。 エンゲージメント率は投稿への反応、アクションの率であり、それにはポジティブな反応もネガティブな反応も含まれるため、一概に高い数字がいいとばかりは言い切れない。 しかし、店舗の運営などでSNSを活用している場合は重要な指標である。 先にも記した通り、エンゲージメント率の算出方法は各SNSで異なる。 主要3社のエンゲージメント率の計算方法を示す。 Twitter:エンゲージメント率=エンゲージメント数(投稿へのクリック数、リツイート、返信、いいね、フォローの総数)÷投稿のインプレッション数 Facebook:エンゲージメント率=ユニークなエンゲージメント数(いいね、コメント、シェア、クリックのいずれかの反応をしたユニークユーザー数)÷投稿のリーチ数 Instagram:エンゲージメント率は公式には存在せず。反応を表すエンゲージメントは、いいね、コメント、投稿保存のトータルで算出されることが多い。 以上によりエンゲージメント率が計算される。 エンゲージメント率が高いと、ユーザーからの反応が多い=ユーザーと交流ができているということだが、必ずしもエンゲージメント率が高ければよいというわけではない。 エンゲージメント率にはポジティブなものだけでなく、ネガティブなものも含まれている。炎上した時にもエンゲージメント率は上がってしまうのである。数値だけにとらわれず、閲覧者はどのような感情で反応してくれたのかを見定める必要がある。