店舗経営のDX(デジタルトランスフォーメーション)を科学するウェブマガジン

クラウド

クラウドとは、広くはインターネット上の事を指すが、マーケティングではマーケティングに関わるあらゆるデータをインターネット上に置き、マーケティングに活用するためのツールである。 クラウドを利用しない場合、自前でサーバーを構築してマーケティングシステムをインストールし、自社で管理しなければならない。サーバーは適度にメンテナンス、バックアップが必要であり、また、通常は電源を切ることはできない。 一方、クラウドを利用すれば、インターネットに接続された端末であれば(マーケティングシステムによっては、端末はPCである必要はなく、対応していればタブレットやスマートフォンでも可能)、常時データへアクセスすることができる。 さらに進んで、クラウド上で作動するマーケティングツールも多く存在する。これらは、ツール自体はクラウド上にシステムを展開し、それぞれの端末からはWebページを見るような感覚で自ブランド全てのマーケティングデータにアクセスすることができる。セキュリティ承認された端末であればクラウドにアクセスすることができ、Wi-Fi環境下、または携帯回線下のモバイル機器でもデータへのアクセスは可能である。 店舗経営、ブランド運営においてクラウドを利用することは、自社のサーバーを構築し、運用する手間、コストが不要となるメリットがあり、マーケティングツール運用時にもサーバーの事を考えなくていい。 また、クラウド上で作動するマーケティングツールを導入すれば、処理能力、操作性は優れているため、かなり強力なマーケティングを展開することができ、One to Oneマーケティングの実現を見据えたマーケティングプランの検討も可能となる。