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チェックイン

チェックインとは顧客のGPS利用や店舗がビーコンを設置するなどして位置情報を共有し、顧客が来店した際にスマホのアプリを通してチェックインするシステムのこと。チェックインした顧客には割引サービスを提供するなど、販促も行っている。また、プラットフォーム側(店舗側)は来店ポイント、仮想ステッカー、仮想バッジなどを発行し、顧客の継続的な利用を促すなどしている。 店舗におけるチェックインの利点は、顧客は来店するだけでポイントが貯まり、リピートしてもらいやすい。顧客はアプリでチェックインすればクーポンなどのサービスを受けられる(クーポン発行店舗の場合)。 O2O(Online to Offline)で店舗へ来店してもらえるよう、大手企業(Yahoo!、楽天など)がチェックインアプリを提供している。大手企業のチェックインアプリのメリットは、とにかく利用者数が大きということ。そのため、知名度向上、集客効果が見込める。また、掲載料は必要だがアプリを開発しなくてもよい。大手企業のチェックインアプリはポイントに特化したアプリであり、ポイント集めに終始する顧客も多い。そのため、来店客は増えても、購入に至りにくいということは理解しておきたい。 大手企業のチェックインアプリを使わない場合、自社でアプリを開発することもできる。自社で設計制作するアプリなので、思う機能を追加して制作できるし、今、自社のポイントアプリなどを運用しているなら、チェックイン機能を追加するのもいいだろう。ダウンロード数では大手機上に及ばないも、上手に宣伝してダウンロード数を増やしていこう。