店舗経営のDX(デジタルトランスフォーメーション)を科学するウェブマガジン

アプリ

アプリとはアプリケーションの略で、スマホやパソコンに組み込むことで使うことができるソフトウェアのことである。特にスマホが広く普及するようになってから、アプリという名称で親しまれるようになった。
アプリを店舗経営やブランド運営に取り入れることで、顧客側にも店舗側にとっても多くのメリットがある。顧客はスマホにアプリをインストールすることでスマホさえあれば財布や会員証を持ち歩かなくてもクーポン配布、モバイル決済などで商品を購入することができる。ポイントカード機能があれば、既存の紙のポイントカードのように財布に入れてかさばることがない。また商品やブランドの情報に関して、店舗に来なくても画像や動画で知ることができる。
店舗側としてはプッシュ通知機能を利用することでダイレクトメールやメールマガジンよりも高い開封率があり、顧客に対して確実にお知らせを通知したい場合に有効である。またユーザーごとの購買履歴やコンテンツ内の閲覧状況などが把握でき、顧客管理が一層迅速かつ正確に行うことができる。
デメリットとしては、アプリの開発や維持、バージョンアップなどにコストがかかる、ダウンロードを促進しなければならずその工夫が必要、などが挙げられる。また使用しているスマホの機種やOSによっては不具合が生じる場合もあり、トラブル対応も必要である。アプリはさまざまなサービスにおいて取り入れられていて競合が激しく、顧客にアンインストールされたり利用されなくなることのないよう常に工夫し新たなサービスを発信し続ける必要もある。