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API

APIとはアプリケーション・プログラミング・インターフェイスの略。
アプリケーション同士を連携する仕組みのことを指す。開発されたアプリの1部がインターネットで公開されており、誰でもその機能を共有することができる。
アプリの外部コードを連携することで、お互いに新しいアイデアが出たり、より利便性の高いサービスを開発できたりするなどのメリットがある。APIは様々なアプリケーションで利用されており、集客やマーケティングにとても役立つ機能とされている。
ただし、APIは、コードの知識が必要になるため、使用するのは主にアプリのデベロッパーが多い。
APIを取り入れたい場合には、あらかじめ登録をしてアクセスキーなどを入手することで接続することができる。
特徴としては、無料で使用することができる、インターネットで公開されている、使用方法が書かれている、キーを取得するためセキュリティが安心できる、といったことが挙げられる。平成29年ごろから金融庁でも決済等に関してAPIの連携を推奨するなど、国としても積極的に展開されている。

店舗が導入するAPIとして代表的なものを2つ取り上げてみる。
①YouTube(Google LLC)
YouTubeもAPIを実装することができる。APIを組み込むことで、ユーザの操作した情報がわかったり、人気のYouTubeチャンネルにカテゴリーを紐付けできたりと、より快適に使用できる。複数の動画を投稿しているならば、一括して情報分析がしやすくなる。

➁アマゾンジャパン合同会社
アマゾンに商品を出品する側にとっては、アマゾンのAPIは欠かせないものと言える。1日の来訪者数や表示回数、購買数など一括で管理することができるためである。SFAに似ているが、アフェリエイトを組み込んだり、最新の商品を表示できたりするなど、ECサイトにおいてはAPIの方が効率よく管理することができる。