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「おっ」と思わせる店内のしかけ作り3選!POPの作り方が大事

顧客体験
  • hatena

思わず自然と商品を手に取るなど、お客様の行動を知らずのうちに誘導できたら売上げアップにつながる方法があるのでしょうか?

お客様に思わず「おっ」と思わせるような「仕掛け作り」をする事でお客様は何かしら行動を起こしてもらえるようになります。

そのための3つの事例をご紹介したいと思います。

 

効果的な店内POPの作り方

お客様に「おっ」と思わせて商品を買ってもらうにはPOPが効果的です。良い商品が無いか探しているお客様にはこの商品が1番!とオススメしたり、予想もしなかった使い方を紹介してより多くのお客様に興味を持ってもらったりする事が出来ます。

効果的なPOPを作るのは以下に紹介する3点を意識すると良いものが出来上がります。

まずは、店内に飾るPOPをなぜ作るのかを考える事です。お店の雰囲気を伝える為に初めて来てくれたお客様に見せるものなのか、またはいつもとは違う商品を仕入れたのを知ってもらう為に通いなれた常連さんに見せるものかを考えるだけでも随分とPOPの内容が違ってくると思います。言い換えると、どういった客層に何の商品を買ってもらいたいかを考える事が重要になってくるのです。

続いて2点目は、伝えたいことを絞り込む事です。良い点が沢山あるからと色々な事をPOPに詰め込んでも効果が期待できません。例えばパン屋だったら「焼きたて」といったような1番伝えたいを大々的に押し出す必要があります。

そして3点目は、写真やイラストも使っていこうという事です。イラストや写真があることで、見ているお客様側も商品の魅力を想像しやすいですよね。再びパン屋の例で恐縮なのですが、クリームパンを売りにするのであれば、商品を半分に割ったときにあふれるクリームの様子の写真を載せれば食欲をそそられますよね。

以上3点のご紹介でした。そして次からは実例をご紹介していきたいと思います。

店内で気になる「スイングPOP」

スイングPOP

出典:lithmatic スイングPOP

あるお店では、店頭に会員募集を貼っており通常1週間に5人ほどのペースで入会がありましたが、仕掛けをしたPOPにしたところ、1週間に15人ほど会員が増えることになりました。

 

なんとPOPだけで3倍も会員が増えるなんて、、、POPの効果恐るべしですね。それでは一体どういう仕掛けを施したというのでしょう。

その仕掛けというと、「会員登録をするとお得!」というような揺れるPOP(スイングPOP)を通常の壁に貼っているPOPに付け加えたのです。

特典などは今までと変えずに、スイングPOPのみを付け加えたところ通常の3倍増という結果につながったのです。

このPOPがお客様の注目を集めたと言えるでしょう。
人は、ゆらゆらと「揺れるもの」「動くもの」を注目してしまう本能を 自然に備わっています。

たしかに何かぼーっとしている時にゆらゆら動いているものがあればそっちに目が行ってしまいますよね。そう意味では人間の深層心理を突いたアイテムだったのかも知れません。

そんな人の習性を活かした、販促アイテムです。 空気の流れでゆらゆら動くので、思わず目に入って注目をさせるアピールが効果的です。

POPだけでなく、看板や店頭の黒板にも利用できます。しかも作成から設置まで非常に安価で済みますのですごく効率的です。

触れて・考える「しかけPOP」が店内を面白くしてくれる

「家の中の危険な場所見つけられますか?」このような謎解きが店内にあったら思わず考えてしまいませんか?人は「質問されると答えてしまう」習性があります。

謎解きをすることで更に店内をじっくり見わたせる事にもなりますし、ファミリー連れであれば買い物途中の遊びとしても活用できます。
ただ「この商品のここがお勧めです!」とPRするPOPを貼っても、中々関心を引く事は難しいでしょう。

しかしクイズ形式であれば、お客様に立ち止まって考えてもらえたり、記憶に残りやすかったりする仕掛けになるのです。

また、中身の見えない箱などを用意して「この中身は何でしょう?成功するとプレゼント」などのクイズ形式にするなども店内で楽しんで参加しやすい仕掛けになります。
しかけPOP

出典:ameblo 触れてビックリ!おもしろ仕掛けPOP

その他、大掛かりな仕掛けは作らずとも、「めくる」ように仕掛けを作るだけでちょっと立ち止まってもらえる切っ掛けになります。

 

POPは見るだけのものという固定概念を打ち破った面白い仕掛けですね。現在は新型コロナの影響で触る系のPOPは作れないかもしれませんが、時期が過ぎればまたこういうものを作れば効果が期待出来るかも知れません。

しかけPOP

出典:ameblo 触れてビックリ!おもしろ仕掛けPOP

 

店内にあると良い親しみを感じる「手書きPOP」

手書き ポップ

出典:LittleWings 手書きPOP

最近、書店では店員さんが工夫を凝らした「手書きPOP」が目を引きます。
最近は書店内でのPOPを良く見る様になりました。やはりPOPと言ったら書店のイメージがあります。今注目の本が並んでいるところには必ずと言ってもいい程POPが目に入ります。

「とにかく泣ける最高の1冊です!」「今年一番裏切られたエンディング」などキャッチーなコピーに思わず手に取ってめくってしまいます。

本を実際に読んだ感想や、注目して欲しいポイントを実際にその本を読んで、まるで友達が「これ面白かったから、読んでみてよ」と薦めてくれているようで、「本が好きでいっぱい読んでいる人が薦めるんだから面白いんだろうな」と自然に手に取って読んでみようかな、買ってみようかなという気になってしまいます。
表紙だけでは分からない、実際に読んでみないと分からない部分をPOPで伝えられるとより一層効果的なPOPになると思います。

手書きPOPの場合は、暖かみがあり、親しみを感じるという点も関心を高める理由として揚げられます。

 

コンピューターなどで作られたものよりも凝って作られた感があってより注目してしまいます。手書きで作る場合にもイラストを使うなどによって本のイメージを伝える事も出来るとより効果的になるのではないでしょううか。

「おっ」と思わせる店内のしかけ作り3選!POPの作り方が大事のまとめ

 

店内でお客様に商品やサービスに目を留めてもらったり、商品のお勧めの点を知ってもらったり、会員入会をお勧めしたり…店員が接客の際に直接お勧めをする事が一番であると思いますが、時間的にもすべてのお客様にまんべんなく口頭でお伝えするのは中々難しいものです。

そのためにも、物言わぬ店員として「POP」を活用する事が不可欠です。

POPは、
・店員の代わりに接客を補ってくれるもの
・ 販売員の能力を超えたアピールを代わりにしてくれるもの
と考えて、お客様の注意を引くためにはどうしたら良いだろう?という目線ともって、お客様に「おっ」と思ってもらえる店内の仕掛けを作ってみてはいかがでしょうか?

 

POPは単純に売り上げを上げてくれるだけではなく、お店の良さを伝えるなど、あるだけで店舗の雰囲気を明るくしてくれます。